ポストカード
(雑誌『デザインの現場』2005年 年賀状,
その他4点) (2004年)

クライアント:デザインの現場編集部
2005年D&ADグラフィックデザイン部門受賞
2005年ADC特別優秀賞受賞

カードの表裏を組み合わせて並べると繋がって展開出来る仕組みのデザインです。

空間にぐるっと一周させ、景色を360度作る事が出来ます。

この時期、ハガキとしての主流から大きく外れる様な、これまでみたことのない表現や、定型の規定からも敢えて外れる様な展開を、髙橋は多く行なっています。

住所面全面に写真を入れるという表現や、住所面に住所等の文字情報やワンポイント的な絵以外をデザインとして入れる事等の実験にはじまり、今では普通となった、郵便番号の赤い四角欄を排除したデザインや、料金別納郵便の様々な表記・表現の仕方等も、髙橋の数多くの当時のカードのデザインからアイデアが大量に登場したものでありました。

また、これらの展開の繰り返しは、手紙をはじめとした郵送物の規制の変化へとも関わっていきました。

かなりの量となっている、当時デザインを行なったカード類は、全てに面白いアイデアが組み込まれ、実験的なものばかりの、髙橋のアイデアの一端が垣間見られる面白い資料でもありますので、いつかまた、まとめてご紹介したいと思います。

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