東京書籍社会科教科書(小学3-4年生、6年生、中学公民、中学歴史) (2004年)
クライアント:東京書籍株式会社
2000年日本の教科書をもっと良くしたいとのお話から、当時教科書のデザインのご依頼を頂きました際、希望を出させて頂きましたのは、教科書制作にあてられる5年間の中で、通常デザイナーの関わる後の2年間ほどの時間だけではなく、もっと早い段階から全体に携わらせて頂き、内容とデザインの関係をもっと密接に、立体的な考え方で教科書を作ってゆけたら、といった内容でした。
そこから今までにはないケースの、教科書会議からのデザイナー参加となり、深いおつきあいの中でお仕事をさせていただきました、長期のお仕事です。
全国に於いて最大のシェアを誇る東京書籍の社会科教科書、世界最大発行部数の書籍(全国民が手にする本)、その中で、小学校社会科3-4年生上巻の全デザインにはじまり、中学公民第1章、中学歴史第1章の教科書のそれぞれデザインを担当させて頂き、また、日本で初めて「デザイナー」という職業が教科書に登場する事になり、人権問題のページの中(小学校社会科教科書6年生下巻に掲載)でデザイナーの仕事について、社会とデザインの繋がりについて髙橋本人が登場する事となり、執筆を担当しました。
その教科書は2005年から全国に登場し、合わせて全国の小学校の先生向けの印刷物には「全ては繋がっている」と題したデザイナー髙橋の執筆が行なわれた。
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