三遊亭栄楽さん
てぬぐい・のし紙 (2000年)

クライアント:三遊亭栄楽

落語家「三遊亭栄楽」氏オリジナルのてぬぐいです。前進しかしない「とんぼ」をモチーフにして欲しいとのご依頼から、とんぼそのものをあしらうのではなく、「栄楽」のタイポグラフィーをシンメトリーにすることでトンボのイメージとしたものとしました。

また、氏がじっくりと聞かせる話を得意とする落語家のため、公演終了後に会場から出た際も、氏の落語の世界観を空気として持続出来る様、「のし」での見せ方も意識しました。

広げても、たたんでも、見え方としてどの様にした際も、完成されたものとして見える様、考えたデザインです。 また、「のし」は表裏でデザインが繋がる仕組みになっており、どこまでも続く、という縁起のよいものとなっています。

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