すみだものづくり企業大賞オブジェ (2005年)
クライアント:墨田区
日本の柱である、中小の製造業が数多く隣接するものづくりの街墨田区が、区内の見本となる素晴らしい企業に対して贈る「すみだものづくり企業大賞」を創設しましたことから、受賞時に区長より手渡されるトロフィー(オブジェ)のデザインを致しました。
制作は、すみだマイスターの方へご依頼する事を考え、オブジェは宙吹きガラスの職人、井上様へご依頼致しました。中に金箔の球体が気泡と共に浮かぶ様なデザインを考え、宙吹きガラスの技術から、髙橋自身新たな技法を井上様と共に考える等行ない、オブジェをきっかけに新しい技術・表現方法と、コラボレーションが生まれる事により、「すみだものづくり企業大賞」らしいオブジェとなりました。
毎年全10社からなる大賞受賞企業からイメージされたオブジェは、墨田のものづくりの熱く燃える黄金の、未来へ輝ける魂(球体)。10社(10球体)が集まる事により、巨大な墨田のパワーとなり、日本をも照らす力とし、球体の中にある気泡は、常に新しい未来へ向けて飛び立つ若々しいイメージを持つmade in sumidaのデザインです。
◎ MASAMI DESIGNも、第1回「すみだものづくり企業大賞」を10社の中の1社として頂きました。