写真集『長屋迷路』 (2004年)

クライアント:ピエ株式会社

写真家中里和人さんの向島・京島をテーマとした写真集です。

ページをめくってゆくたびに路地に迷い込んでいく様に設計・デザインを行った写真集です。掲載写真はトリミングしたくない写真ばかりで、なるべく多くの写真を綴じたいと高橋の方でレイアウトをしながら考えたため、全てノートリミング(印刷時のトンボ分の3mmもカットしていません)にて写真を各ページそのまま繋げてデザインしています(構成は、高橋がもの凄い勢いで集中をし、行っていったものです)。

途中の文章ページも、そこで路地の迷路に迷い込む感を失わない様、文中縦書きの文字情報は、写真集の流れを留めない、ページをめくる方向と同じ、全て左から右へ読んでゆくという構成・デザインとなっています。

その為、文章は縦書きでありながら、左から右へ流す構成にて書いて頂く事を、文章担当の中野純さんへもご依頼させて頂いたという、立体的な考え方を何事にも得意とする高橋ならではの発想とエピソードでもあります。また、写真集は“もともとの東京”のシーンを多く記録している貴重なものです(もうない風景が多く綴じてもあります)。

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